団野村ケニー野村

多分この2人が有名な二世としては最初かと。団はヤクルトで78年から81年まで、ケニーは広島などで80年から83年までプレーした。

2人とも当時ノムさんが殆どセリーグと縁がないことを考えたら、割と実力で入ったみたい。(広島は古葉に江夏と教え子沢山いたが)

まあ、2人とも一軍未出場で引退する訳だが団はこの経験を生かし後に代理人として活躍する。

長嶋一茂プロ年数：9年（1988年〜1996年）主なポジション：三塁手通算成績：384試合、161安打、打率.210、18本塁打、82打点、8盗塁

ご存知一茂。ミスターの息子として凄まじい注目を集めた。当時のマスコミは長嶋とのコネ目的での獲得と報道していたが、大学時代の成績は所謂ロマン砲であり、普通に長嶋の息子じゃなくても1位指名されたレベル。

4年生時の1987年春季リーグでは、四番打者、主将として打率.340を打ち、満票でベストナイン（三塁手）に選出される。同年秋季リーグでは4本塁打、16打点(秋季リーグ打点王)を叩き出し、二期連続ベストナインに選出された。事実80年代の6大学最強サードであり、その行方が大いに注目された。

2年間で.203 4 22 .503 .250 4 15 .661と順調にホームランバッターとして成長するが、監督が変わったことが彼の運命を暗転させる。のびのび育てる関根潤三から野村克也に変わったことで、考える野球を求められた一茂は頭がパンク。その後巨人にトレードされ父親と共にプレーするも一軍定着には至らず、96年オフに引退した。

ちな当時の予言引退後は紆余曲折あったがタレントとして成功して何より